接着芯付き上履き入れの作り方(裏地あり)
生地を購入し頑張って作ってみたけれど、仕上がりが柔らかくて、くたくた感が気になるわ…って思った事ありませんか?
そんな時、生地にハリをもたせて型崩れを防いでくれる布、接着芯を使うという方法があります。
とくに上履き入れは少し固めの方が、出し入れもしやすく子ども達にも扱いやすいと思います。
キルティングより厚みはないので小さく畳んでランドセルに入れられますよ ٩꒰。•◡•。꒱۶
出来上がり寸法:約28cm×22cm×6cm
※平置きで実寸サイズを採寸しております。手作りのため若干の誤差が生じる場合がございます。
材料
- 表生地(オックス)…30㎝
生地の幅は90㎝~120㎝がほとんどなので定員さんに「30㎝下さい」と言うと、たての方向にカットしてくれます。 - 切替え布(オックス)…30㎝
- 裏地(オックス)…70㎝
- 接着芯…60㎝
幅100㎝の接着芯の場合 - アクリルテープ2.5㎝幅…62㎝
持ち手部分に使用 :31cm×2本 - Dカン 2.5cm幅…1個
- 生地の色と近い色のミシン糸
作り方
表生地に接着芯を貼ります。
最初に生地の折りジワなどをアイロンできれいにしましょう。糸くずやゴミなども取り除いてくださいね
生地を裁断して接着芯を貼ると縮んで、サイズが変わってしまう事があるので、最初に接着芯と生地を出来上がりのサイズより少し大きめにカットして、接着芯を貼り裁断することをお勧めします。
生地の裏にキラキラ、テカテカしたのり面が下になるように置き、その上にハンカチなどの当て布をして中温のドライで体重をかけて押し当てます。
その時、アイロンは滑らせずに上から押さえるように当て、アイロンを上に持ち上げて移動し1ヵ所につき10~15秒づつ隙間なく押し当てます。
接着後は熱が冷めるまで触らずじっと我慢です。(๑•̀ •́)و✧
生地を裁断します。
幼稚園・小学校などでサイズの指定がある場合は、サイズの調整などをして作ってくださいね
表地2枚、切替え1枚、裏地1枚を裁断します。
切り替え部分を縫い合わせます。
真ん中に切り替え布をはさみ、縫いつなぎ合わせます。
つなぎ合わせたら縫い代を切り替え布側に倒してアイロンを当てます。
表生地の上から縫い代を押さえるように縫い目2~3㎜のところにステッチをかけます。
持ち手を仮止めする
中心から右へ4㎝、左へ4㎝の位置にアクリルテープをつけます。
ミシンをかけやすいようにテープの先を1㎝、生地に仮止めをし固定をすると縫いやすくなります。
表布と裏地を縫い合わせる
表布と裏地のおもて同士を重ね合わせバッグの入れ口部分を縫います。
入り口の縫いしろを開きアイロンをかけます。
両サイドを縫い合わせます。
表生地の入り口どうし、裏地の入り口どうしをピッタリと重ねて両サイドを縫います。
入れ口部分がズレてしまうと裏地部分が表に出てきてしまったり、きれいに仕上がりません (。º̩̩́⌓º̩̩̀).゜
ピッタリ合わせましょう
返し口は小さすぎると、ひっくり返すとき とても大変です。10㎝ほど縫い残してくださいね
マチを作ります。
マチとはバッグの厚み、奥行きのことです。
角を三角に折って、しるしを付け端から6㎝を縫います。
残り3つの角も同じように三角に折ってマチを作ります。
物の出し入れで、もたつかないように表地と裏地を縫い止めましょう
表地のマチと裏地のマチどうしを重ね合わせ、ミシンで縫います。
ひっくり返して形を整えます。
10㎝ほど縫い残した返し口から手を入れ、ゆっくり表にひっくり返します。
ひっくり返したらマチ部分を目打ちなどで角を引き出し、形を整えます。
返し口を手縫いでまつり縫いをします。
バッグの入り口を縫います。
入れ口の端から2~3㎜ほどのところをぐるっと1週ステッチをかけます。
完成
完成しました~!
完成できましたでしょうか?
入園・入学、おめでとうございます。これからの学校生活が楽しい毎日で過ごせますように…
٩( ´◡` )( ´◡` )۶