マチ付きペンケースの作り方
ひと通り入園入学グッツを作り終えたら、残った生地でペンケースを作ってみませんか?
習いごと用に作ってみては、いかがでしょうか。(..◜ᴗ◝..)
前回、キルティング一枚仕立てのごくごくシンプルなペンケースを作ってみました。
今回は、裏地付きの三角ペンケースを作り方をご紹介したいと思います。
出来上がり寸法:約10㎝×20㎝
※平置きで実寸サイズを採寸しております。手作りのため若干の誤差が生じる場合がございます。
材料
- 表地(オックス)…20㎝×30㎝(2枚)
- 裏地(オックス、シーチング)…20㎝×30㎝(2枚)
- 接着芯…20㎝×30㎝(2枚)
- ファスナー…20cm
キーホルダーなどが付けられるように引き手部分の穴が大きいものを選びました。♡(。☌ᴗ☌。) - 生地の色と近い色のミシン糸
作り方
表生地に接着芯を貼ります。
最初に生地の折りジワなどをアイロンできれいにしましょう。糸くずやゴミなども取り除いてくださいね
接着芯は裁断して貼ると縮んでサイズが変わってしまうので、接着芯と生地を出来上がりのサイズより少し大きめにカットして接着芯を貼った方がきれいに仕上がります。
生地の裏にキラキラ、テカテカしたのり面が下になるように置き、その上にハンカチなどの当て布をして中温のドライで体重をかけて押し当てます。
その時、アイロンは滑らせずに上から押さえるように当て、アイロンを上に持ち上げて移動し1ヵ所につき10~15秒づつ隙間なく押し当てます。
接着後は熱が冷めるまで触らずじっと我慢です。(๑•̀ •́)و✧
生地を裁断します。
接着芯を貼った表生地(縦12㎝×横23)と裏地(縦11.5㎝×横23㎝)をにカットします。それを2枚づつ用意します。
ファスナーの下準備をします。
ファスナーを裏側にして端を三角に折り、手縫いもしくはミシンで縫いとめます。
ファスナーの端を始末することで生地に縫い込まれず、きれいに仕上がります。
ファスナーを付けます。
ここでミシンの押さえを片押さえに付け替えます。
ミシンを購入した時に付属品としてついてきていると思います。メーカーによって形も違ったりするので対応機種を確認してみてね。(..◜ᴗ◝..)
⇦こんな形
生地の表側にファスナーを裏にして重ね、生地の中心とファスナーの中心を合わせて、端から5㎜を縫います。
ファスナーの両脇を1㎝ほど残します。
そのまま裏地を中表に中心を合わせて重ね、生地の端から7㎜を縫います。
ファスナーがゆらゆらして、なかなか思い通りに、なってくれない時…
私は、ズレたり歪んだりしないように、とりあえず何でもしつけをし、固定してミシンで縫っています。
少し手間がかかりますが、どうしても綺麗に仕上げたく…それにまだ技量がたりず、やめられないのです ( ´•ᴗ•ก; )
ファスナーを付けたら開き、アイロンで形を整えて、表生地のみに上から縫い代を押さえるようにステッチをかけます。
反対側のファスナーも仕上げます。
反対側のファスナー面を表にして、中表に中心を合わせ重ね、生地の端から5㎜を縫います。
反対側のファスナー面を裏にして、中表に中心を合わせ重ね、生地の端から7㎜を縫います。
ファスナーを付けたら開き、アイロンで形を整えて、表生地のみに上から縫い代を押さえるようにステッチをかけます。
両サイドを縫います。
表生地の入り口どうし、裏地の入り口どうしをそれぞれ中表にピッタリと重ねて、両サイドを縫い代1㎝で縫います。
返し口は小さすぎると、ひっくり返すとき とても大変です。(。º̩̩́⌓º̩̩̀).゜10㎝ほど縫い残してくださいね
マチを作ります。
マチとはバッグなどの厚みや奥行きのことです。
筆記用具をたくさん入れられるように、ペンケースの底にマチを作ります。
縫い代を割り角を三角に折って、しるしを付け端から3㎝を縫います。
縫ったところを縫い代1㎝を残し、カットします。
ひっくり返して形を整えます。
10㎝ほど縫い残した返し口から手を入れ、ゆっくり表にひっくり返します。
ひっくり返したらマチ部分を目打ちなどで角を引き出し、形を整えます。
返し口を手縫いで、まつり縫いをします。
完成
ひと手間、ふた手間かかり大変なところもあったかと思いますが完成すると嬉しいですよね
入園・入学、おめでとうございます。これからの学校生活が楽しい毎日で過ごせますように